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【POINT】
経営計画の目的は、企業目標を達成し、企業を維持発展させることにあります。経営者と従業員が作り上げた経営計画書の重点施策を確実に実行するために、経営者や上司は末端の従業員までが実施すべき事項を計画通りに実施しているかを常に確認することです。 そして進捗に応じて適切な手段を講じます。この一連の継続した活動が、企業の発展を約束します。
【プロフイール】
上平 慶一(ウエヒラ ケイイチ)
某商社にて営業、国際人事、財務為替、調査、関係会社管理業務を担当。オーストラリア、バーレンの海外駐在を経験。中小企業診断士、販売士、経営士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラーなど多数の資格を有し、現在は専門学校講師、家庭裁判所家事調停委員として活躍中。
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【内容】
1.経営計画書とは何か
経営計画書とは、会社を導く「星」であり「羅針盤」です。今の世の中は海図のない海を航海するようなもので、現在の自社の立場と、これからどこに行こうとしているかの認識を、社長はじめ全社員がしっかり共有していることが大切です。その基本になるものが、経営計画書です。
2.誰が、どのように作るのか
経営計画書作りは、中規模企業の場合、社長が率先して社員全員で作ることが大切です。全員参加が原則です。計画書に全員の意思、決意を反映させることが、計画書の実効性を高めるための絶対必要な条件です。人は他人から押しつけられたものには無関心か反発するものです。自分が参加しているからこそ関心を持ち、守ろうとするのです。
3.その中身はどのようなものか
まず、会社の理念とビジョンを作ってください。理念は会社の使命、経営姿勢です。ビジョンはその理念の下で3〜5年先にこうありたい会社の姿です。 次に、3年から5年先までの会社の在り方、つまり、生産(設備)計画、販売計画、財務計画、人員計画などを年度ごとに策定します。作り方は、全社員が参加して、全員がそれぞれの持ち場で自分ならこうする、こうしたいと言う目標、決意を持ち寄り、それを集計して案を作り、それをトップが全社的観点(経営資源の制約も含めて)から修正をして、完成となります。必要ならコンサルタントの知恵を借りてください。
4.どう活用するのか
作ったら徹底的に活用しましょう。まず、全社員参加の計画書発表会を開きましょう(出来れば豪華ホテルで)、そこでは社長はじめ社員全員が(社員数が多い所は社員の代表が)自分の参加している部分の発表をします(昨年度の実績と反省も一緒に)。それにより、計画を日常業務に生かすのです。その席にはお得意先や金融機関の代表者も招待しましょう。 自社の決意を外部にも示すのです。そして、部課長はその計画書に沿って毎日の業務を遂行するのです。そこに計画書の意義があります。
5.経営計画はPDCA で推進する
経営計画書の目標を達成するには、計画(P)、実行(D)、確認(C)、発生課題の対策(A)と実行のサイクルを繰り返し回すことです。

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